入塾の際は、入塾説明会に参加してから落ち着いてよく考えてから決めることをお勧めいたします。
周囲の流れにのまれて、早まった決断は禁物です。
そこで説明会に参加したときにチェックするところは、各担当科目の講師や、各クラスの講師が指導目標や方針を分かりやすく説明しているかどうかという点です。
これは入塾の際にはのちのち、生徒や親御さんに直接大きな影響が出てくることもあるので要注意です。
なので、配布された資料だけに頼らず、説明会の内容をできる限りメモを取ってみてください。
塾側は、都合の悪いことは出来るだけ避けて話すことがあり得ます。例えば月謝以外にかかる経費について避けたり、または遠回しな表現で説明することがあるようです。
長い場合、何年も通うことになるのですから、隠れた経費つまりお金のことは大きな問題です。十分に説明を受けて納得する必要があるのです。
逆に、メリットや良い点は、塾側にしても必死なのでかなり強調した説明があるかもしれません。そのような説明にその場では惑わされてしまうかもしれません。
ですから、自宅に帰りゆっくりと不明点を整理するにも必ず役立つはずです。
授業時間だけではなく、授業の前後も塾の出入り口やその周りをよく観察してみましょう。
通っている生徒の様子を見ると、塾の中も少しは見えてくるはずです。
講義の中身ももちろん重要ですが、塾の環境も同じくらい大切なことなのです。
集団塾なら学校同様、クラスの友達との関係もありますし、講師との相性も出てきます。これは、生徒一人ひとり違いがあるので、これは良い、とかこれなら止めるべきだとは一概には言い切れず、親御さんや通う子どもが良く見極めるしか方法はないようです。